Columnコラム

頭脳明晰効果抜群メディテーション・アロマテラピーのすすめ

毎日の生活に追われて心が疲れてしまったとき、メディテーションを行うと精神が落ち着いて心身の底から能力を引き出すことができるようになります。メディテーションは、自分が発揮できる最大限のパフォーマンスを実現する方法でもあるのです。そんなときには瞑想(メディテーション)の時間をもってみましょう。瞑想というと、頭をそって修行して、神に近づく・・・といった宗教的で、到底にできそうにない難しいイメージがあります。「瞑想」を辞書でひいてみると「目を閉じて雑念を退けて深く考えること」とあります。メディテーションは、自分が持っている力を、最大限に発揮していくことができる方法です。

雑念をなくし、集中することで、心が落ち着いてくるでしょう。その他にも、さまざまな効果があります。「ストレスの軽減」「免疫力・集中力・発想力がアップする」「直感が磨かれる」また、科学的にも、ストレスホルモンの減少とリラックス効果が証明されています。

宇宙のエネルギーのパワーをもらい、自己を癒したい。それにはまず動きをそうすることが大切です。つまり実際に「目を閉じてみて」目からの情報をシャットアウトする。呼吸だけに注目する。体をそのような状態にすることで心も落ち着きはじめます。

ところが、このようなことは私たち初心者には難しいかもしれません。そこで力強いサポートになるのが「香り」。宗教の場では必ず香を焚きしめます。香りによって冥想や祈りの環境を作ります。

香りのある環境を作ることで冥想を助ける

アロマテラピーは「香り」を使って心と体を癒す方法。香りは脳へダイレクトに届きます。瞑想も一種の脳の働きによるものでしょうが、雑念を払って『無』になるのは非常に難しいことです。気が散って、色々なことが頭をめぐります。

そこで香りを使うことで意識を集中するサポートになるのです。香りを使うとリラックスし余分な力も抜けます。ただ香りと自分の呼吸に意識を集中する。それによっていつもフル回転している頭を休めることができます。リフレッシュしてよく眠れ、新しい発想も生まれるかもしれません。

メディテーションに使いたいエッセンシャルオイルの香り

サンダルウッド、フランキンセンス(乳香)、パチュリ、ジュニパーベリーなど

これらは「心を無にする」のをサポートする香りとして古くから宗教儀式でも使われてきた聖なる香り。場を浄化してくれます。白檀(ビャクダン)として知られるサンダルウッドはお香としてもよく知られていますね。寺院のあのなんともいえない落着く雰囲気はサンダルウッドの力もあるでしょう。

フランキンセンスは木のような柑橘のような複雑で印象深い香り。パチュリの墨のような香りも不思議と脳を休め、心に深く染みわたります。(慣れないうちはパチュリの香りは独特すぎるかもしれません!)

どちらかというと個性的な香りばかりですが、その芳香は確かなメディテーション効果があるように私自身も感じています。

ジュニパーベリーは頭脳を明晰にします。集中力を高め、意識をクリアにする香り。森林の芳香が清々しく呼吸を深くします。

メディテーション・アロマテラピーの方法

メディテーションのすべての方法に通じる基本としては、頭から雑念を振り払い、深呼吸をしながら行うこと。どんなに本格的な方法でも、ごく稀に行なうのではあまり意味はありません。逆に簡単な方法でも継続して行なうときっと効果が見られるはず。この方法を行なうことで「香り」に対する意識が高まり、印象が強くなると思います。好きな香りをたっぷりと感じたいときにもオススメです。

楽な姿勢をとります。椅子に坐っても横になってもOK。締め付けるような苦しい服装ではなくリラックスできる服装が良いでしょう。

メディテーションを行う時間は、15分くらいが目安と言われます。これくらいの時間をかければ、心に落ち着きが出てくるのです。ただし個人差はあるため、自分の心の状態をよく見つめて調整しましょう。

メディテーションを行うのに場所は特に問いませんが、できればリラックスできる家で行うのが良いでしょう。また、周囲にテレビやスマホなど雑音を生じさせるものがあると、最初のうちはメディテーションに集中できず頭に雑念が残ってしまうことがあります。そのため、できるだけ音が鳴るものの電源は切り、雑音が入らないよう静かな環境を作るようにしてください。もちろん家以外に静かな環境が確保できるのであれば、そこでも構いません。

目を閉じます。鼻から息を吸います。できるだけ細く、長く・・・

そしてできるだけ細く、長く息を吐きます・・・

その間、ずっと香りに意識を集中してみてください。体の中にその香りが入ってきにくい、と感じたら香りを変えます。音楽などは基本的にかけなくていいのですが、慣れないうちは小さな音量でヒーリング音楽などをかけても良いかもしれません。

たったこれだけ。人によってはこれが難しいことがあります!目を開けたい、頭の中にある雑念が消えない、という場合も多いものです。本格的な瞑想は先生に誘導してもらって実践することもありますが、今回は簡単にリラックスできる方法をご紹介しました。

香りを使うこの方法はヨガをするときにもいいでしょう。自宅で実践するときなどはアロマの力を一緒に取り入れて実践してみてはいかがでしょうか。

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