Columnコラム

花粉症をアロマでスッキリ!花粉症の不快感やストレスに効く簡単アロマテラピー

今年もやってきた花粉症シーズン、鼻や目の不快感に悩まされている人も多いのではないでしょうか? 植物から抽出された精油(エッセンシャルオイル)を使うアロマテラピーは、不快な症状の緩和に役立つといわれています。

鼻水ダラダラ、鼻が詰まって苦しい、目がかゆい、くしゃみが止まらん・・イライラして精神的にもストレス爆発!!いつになったら終わるのか?と花粉症の時期は毎日辛いですよね。そんな辛い症状に、アロマでスッキリ!!

今年はアロマテラピーで少し症状が和らぐかも?!そんな期待を込めて、症状が出る前から使う方法もご紹介します。

花粉症対策にオススメの精油は?

ティーツリー(喉の不快感に)

ティーツリーは殺菌作用の高いことで知られる精油ですが、炎症を抑える効果もあり花粉症にも有効な精油です。鼻づまりや喉の不調に効果を発揮してくれます。

鼻づまりやのどがイガイガするときなどは、蒸気吸入するのが特におすすめです。マスクで使用する時には、1滴落として使うようにすると、とても簡単なのに楽になりますよ。

ユーカリ(呼吸を楽に)

ユーカリと言えば、コアラが好きな葉っぱのイメージのある植物ですが、オーストラリアではティーツリーとならんで、各家庭の薬箱に常備されていると言われるほど優れた精油で、ユーカリには呼吸を楽にしてくれる作用があります。

いくつか種類のあるユーカリの中でも、花粉症には刺激の少ないユーカリ・ラジアータがいいですね。特に咳が出るようなときは、首から胸にかけて希釈したオイルをマッサージするように塗布するのがおすすめです。

ペパーミント(鼻水。鼻詰まりに)

鼻が詰まって息苦しいときにはスーッと清涼感のある香りのペパーミントが活躍してくれます。ペパーミントには、炎症を抑える作用があるので、鼻の炎症を抑えて呼吸のとおりをよくしてくれます。

鼻づまりが続くと、頭の方まで重たくなってきますよね。そんなときにはペパーミントの香りをかぐと、頭もスッキリしますよ。

仕事中などはティッシュに精油を1滴落として、香りを嗅ぐだけでも有効ですが、鼻づまりが辛い時は希釈した精油を、小鼻の横のところに塗ってツボ押しすると、鼻の重苦しさが解消されますよ。

ジャーマン・カモミール(目のかゆみ)

ハーブティでもおなじみ、リラックス効果があるカモミールですが、花粉症にも効果ありの精油なのです。

カモミールには、ローマンとジャーマンの2種類あり、どちらも花粉症に有効と言われる精油ですが、ジャーマン・カモミールに含まれるカマズレンという成分には、炎症とアレルギー症状を和らげる作用が優れているのでジャーマン・カモミールがおすすめですね。

花粉症で目がかゆくて、むずくて、かきむしりたくなるようなときも、ジャーマン・カモミールの出番です。鼻から香りをかぐだけでも効果はありますし、水に精油を1~2滴落として冷タオルを作り、目の上に当てるのもかゆみの軽減になるのでおすすめです。

また、ジャーマン・カモミールには肌の傷を修復したり炎症を抑える作用もあるので、鼻のかみすぎで肌が赤くなって痛~い!なんて時には是非使ってみてください。

グレープフルーツで予防

花粉症をはじめとするアレルギーは、副交感神経が活発になりがちな人に起こりやすいと言われています。

副交感神経の働きを高めて・・・という言葉をよく耳にしますが、自律神経の交感神経と副交感神経はバランスが取れている状態がいいので、副交感神経ばかりが活発なのは、良い状態とは言えないのです。

そこで名乗りを上げるのがグレープフルーツです。グレープフルーツには交感神経を活性させる作用があります。交感神経を刺激して、花粉症の症状が起きにくい体質にしていくことも大切な要因のひとつと言うのは納得がいきますよね。

グレープフルーツは、症状の起きる前から使うことがポイントです。交感神経優位になる朝にグレープフルーツを嗅いで、自律神経のバランスを整えておきましょう。

鼻の不快感を軽減したい時は?

マスクの隅に精油1~2滴を垂らす。唇の粘膜に精油がふれないように、中心部分を避けて端の方に垂らしてください。

鼻詰まりやムズムズする不快な症状には、「ユーカリ」か「ペパーミント」を。マスクに精油を直接垂らし、染み込ませてから装着する方法が簡単です。

目のかゆみを緩和するなら?

目のかゆみには「ラベンダー」精油を使った冷湿布が最適。

洗面器やボウルに水をはり、その中に「ラベンダー」精油を2 ~3滴入れます。ハンカチかハンドタオルを折りたたんでアイマスク状にして、浮かんでいる精油をすくうように水につけて絞り、患部にあてましょう。ほんのりと香る冷たい湿布が、つらいかゆみを和らげてくれるはず。

集中力の低下をなんとかしたい!

鼻まわりの不快な症状が続くと、頭が重く感じたり、眠気が増したり、ぼーっとしたり…、集中力が低下しがち。そんな時には「ペパーミント」や「ユーカリ」の芳香浴が効果的。

また、ブレンドオイルを作っておいて、こめかみに塗るのもオススメです。集中力UPなら「ペパーミント」×「ユーカリ」、頭痛緩和には「ペパーミント」×「ラベンダー」の組み合わせを。「ティートリー」×「ラベンダー」は花粉症予防にも効果大。

花粉症対策に有効なアロマオイルの使い方

芳香浴

ディフュザーなどで香りを空中に拡散させる方法です。症状が出る前の時期に、アロマを使うことで予防効果があると言われていますので、この方法で香りを嗅ぐようにしておくと、例年より楽に過ごせるかも知れません。

アロマバス

精油を5滴、自然塩か植物オイルに混ぜてお風呂に入れます。花粉症の時期は、イライラしやすく集中力も低下してストレスが溜まりやすくなりますので、夜はゆっくりアロマバスに入って1日の疲れをとるのもおすすめです。

マスク&ハンカチでの吸入

ティッシュやハンカチに1滴落として香りを嗅くことで、有効成分を取り入れることのできるとても簡単な方法です。近くに置いておいたり、デスクの上に置くなどして手軽に成分を吸収する事ができます。

マグカップ蒸気吸入

80℃くらいのお湯を張った洗面器やマグカップに数滴落とし、目と口は閉じた状態で蒸気を吸うようにします。タオルを頭からかぶって蒸気が逃げないようにすると、更に効果的です。

アロマトリートメント

スイートアーモンド、ホホバオイルなどの植物オイルに精油を希釈して、皮膚に塗布します。精油は原液では刺激が強すぎる為、植物オイル20mlに精油を4滴を目安に希釈します。ティートリーとラベンダーは原液で使うことが可能とされていますが、塗布する範囲が広い場合は希釈が必要です。

今回ご紹介した精油は、どれも香りの相性もいいので気分や症状に合わせて、ブレンドも楽しんでみてくださいね!

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