Columnコラム

冬の乾燥肌対策にバスソルトがおすすめの理由

肌が乾燥してしまった時、どのような対策をしていますか? スキンケアの時にいつもよりも丁寧に保湿する、オイルやクリームを塗るなど体の外側からの対策をしている人が多いのではないでしょうか。また、スキンケアのような体の外側からの対策以外に食事を改善する、生活習慣を見直すといったように、体の内側から乾燥肌をケアする方法もあります。

そこでオススメは、体の外側と内側、両面から乾燥肌をケアする方法の1つが「入浴」です。

忙しい、疲れているなどの理由で湯船に浸からず、シャワーのみでお風呂を済ませてしまう人もいるでしょう。シャワーだけだと体の汚れを落とすことはできるものの、体を芯から温めることは難しいと言われています。

体が温まらないと代謝が悪くなり、肌のターンオーバーがうまくいかない、ホルモンバランスが崩れるなど、乾燥肌の原因につながることが起きはじめます。

このため、入浴時はできる限り湯船に浸かることが大切なのです。

肌をよい状態を保つには、湯船にしっかり浸かるのが大切だとわかれば、即実践してみてくださいね。そこでオススメ「バスソルト」を利用してみてはいかがでしょうか?

入浴時にバスソルトを使うと体がしっかり温まり、美容と健康にとてもよい効果があります。

バスソルトは、乾燥肌対策に効果があるのです。

バスソルトは身体にさまざまな効果を与える

バスソルトとは、入浴剤のように湯船に入れて使う「塩」のことです。入浴剤と異なるのは、オイルと混ぜてマッサージに使うといったボディケアにも活用できる点です。

塩の産地やタイプ、ものによっては香りつきのバスソルトもあり、各々肌や体に与える効果も違います。バスソルトのタイプは大きく分けて、「天然塩で作ったもの」と「エプソムソルトを使ったもの」の2つがあります。

「天然塩」で作ったバスソルトには、死海の塩やヒマラヤの岩塩を使ったものが知られています。カルシウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラル成分が豊富に含まれています。

「エプソムソルト」を使ったバスソルトは硫酸マグネシウムを結晶化したもので、厳密にいうと塩ではありません。しかし、海水と同様にミネラル成分を含み、水に溶けやすいので入浴時にも十分使うことができます。

バスソルトがなぜ乾燥肌対策に使えるのか、具体的に解説していきます。

どうして肌は乾燥するの?

1.刺激が強過ぎるスキンケア

洗顔時、顔をゴシゴシとこする、指でグリグリとすり込むようにクリームをつけるなど、必要以上に肌を刺激してしまってはいませんか?肌を必要以上に刺激すると、表皮の角質層が破損してしまいます。結果、肌そのものの保水力が弱まり、水分が蒸発しやすくなります。

泡でなでるように顔を洗う、顔を包み込むようにクリームをぬるなど、優しく肌をケアしましょう。

2.食生活の乱れ

極端なダイエットや外食による偏食など、食生活が乱れてしまってはいませんか?

食生活が乱れると必要な栄養を摂ることができず、乾燥肌を招きます。

肌の潤いを保つためには、タンパク質、オメガ3系脂肪酸をはじめとする必須脂肪酸、亜鉛、ビタミンなどを摂取することが必要です。栄養バランスを意識して、肌の健康を保つために必要な栄養を摂取しましょう。

3.睡眠不足

肌は就寝中に成長ホルモンを分泌し、肌のターンオーバーを促して肌を再生します。睡眠時間が少なくなると成長ホルモンの分泌量が低下し、肌のターンオーバーも乱れてしまうのです。

肌のターンオーバーが乱れると潤いを保つために必要な細胞間脂質も失われ、結果、肌が乾燥してしまいます。睡眠不足はお肌の大敵です。早めに就寝して十分な睡眠時間を確保してください。

バスソルトが肌や体に与える効果とは

では、バスソルトは肌や体にどのような影響を与えるのでしょうか。

1.新陳代謝がUP

湯船にバスソルトを入れると、体内の老廃物を外に排出しやすくなると言われています。これは、塩に含まれる「ミネラル」の働きによるものと考えられます。

ミネラルはビタミンとともに「補酵素」として、体内の基礎代謝を助ける役割があります。バスソルトを入れた湯船に浸かることでミネラル成分が肌に浸透し、代謝がよくなって老廃物を排出しやすくなるのです。

2.リラックスできる

ぬるめのお湯にゆっくりと浸かると、「ホッ」とした気持ちになることはありませんか? これは、副交感神経が刺激されることによるものです。

副交感神経が刺激されると心の緊張がほぐれ、筋肉も緩みます。好きな香りのバスソルトを選ぶことで、よりリラックス効果を高めることもできそうです。

3.保湿効果が見込める

塩に含まれるミネラルには、保湿や引き締め効果があるとされています。バスソルトの塩は肌の表面に膜を作り、水分の蒸発を防ぐ役目を果たすと言われているためです。

また、体内の老廃物と一緒に毛穴の汚れも排出してくれます。毛穴がスッキリすることで肌を守るために必要な分の皮脂が分泌され、潤いを保つことができるのです。

4.古い角質を落とせる

塩はザラザラしているため、古い角質を落とすことも可能です。塩を水で溶かして優しく肌をマッサージすることで、「ピーリング」効果が期待できるのです。

古い角質を落とすことで肌に余分なものがなくなり、化粧水や美容液が浸透しやすくなります。また、マッサージすることで血行がよくなり、肌のターンオーバーの正常化も見込めるのです。

バスソルトの活用法まとめ

バスソルトには、どのような活用方法があるのでしょうか。下記にまとめてみました。

湯船に入れる

オーソドックスなのは、入浴剤のように湯船へ入れる方法です。ボトルタイプのものであれば、規定の使用量を湯船に入れましょう。1回分が小分けになっているタイプのものもあります。

バケツを使って足湯に

時間が無い、事情で湯船に浸かることができない時は、バスソルトを使って足湯をしてみましょう。バケツや洗面器に熱めのお湯をくるぶしよりも少し高いくらいのところまで注ぎ、バスソルトを入れます。

洗面器で足湯をすることに抵抗がある人は、専用の容器を使うと良いでしょう。

直接肌につけてマッサージ

バスソルトは、直接肌につけてマッサージスクラブとして使うこともできます。手のひらに適量をのせて水を含ませ、ペースト状にしてから肌につけます。

らせんを描くようにしながら優しくマッサージすると肌を傷つけずにすみます。マッサージを終えたら、シャワーでしっかりと洗い流しましょう。

バスソルトを使う時はここに注意!

乾燥肌対策に活用できるバスソルトですが、使い方を誤るとさまざまなトラブルを引き起こします。

保湿効果が期待できるからといって、バスソルトを入れたお湯で洗顔や洗髪をするのは避けましょう。肌や髪に刺激を与え、傷めてしまう可能性があります。

また、バスソルトを入れた湯船に浸かった後は、体や髪をシャワーでしっかり洗い流してください。

バスソルトの成分が、肌や髪に余計に残らないようにしましょう。

敏感肌の人がバスソルトを使うと、肌に刺激を感じるかもしれません。違和感があれば使用を控えましょう。

また、バスソルトの粒子は粗くて不純物が含まれており、風呂釜を傷めるリスクがあります。バスソルトを使った後はその日のうちに浴槽を洗う、追い炊きをしないなど、お湯をそのままに放置しないようにしてください。

(まとめ)バスソルトを上手に使って乾燥肌対策を

1.バスソルトは人の体にさまざまなよい効果を与え、乾燥肌対策にも使える

2.入浴はシャワーのみで終わらせず、湯船に浸かろう

3.バスソルトを使うことで、保湿やピーリングなど肌によい効果を期待できる。

4.バスソルトはマッサージスクラブとしても使える

5.バスソルトを使ったら、その日のうちに湯船を洗う

バスソルトが肌や体に与える効果と活用方法についてご紹介しました。

入浴時にバスソルトを使うと、肌がキレイになる、代謝が上がるなどさまざまなよい効果を期待できます。手軽に取り入れることができるのも嬉しいメリットですよね。

乾燥肌対策にバスソルトを活用して、しっとりお肌をキープしましょう

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