Columnコラム

お正月はゆっくりとリラックスできるバスソルトで、まったりバスタイム

お風呂のお湯にバスソルトを入れるだけで、たっぷり汗が出る「塩風呂」。ミネラルを含んだ塩そのものの成分にくわえ、入浴の温浴効果でダイエット&美容ケアに最適です。そこで今回は、塩風呂の効果・やり方&注意点、さらにはダイエット効果をご紹介。塩風呂に浸かって、メリハリある入浴を楽しんでみてくださいね。

バスソルトって

「バスソルト」とは、お風呂にヒマラヤ岩塩などを入れる入浴法のことです。塩の保温効果で入浴中の発汗作用が高まるので、ダイエットや美肌ケアに適しているとされています。

おうちで気軽に始められるのはもちろん、最近では草花のハーブや精油が入ったバスソルトなど、お洒落でかわいい塩入りの入浴剤もありますよね。

バスソルトは芳醇な香りのものが多く、同時にリラックス作用も感じられ、まいにちの疲れを癒やすのにおすすめです。

バスソルトの効果は?塩の成分など

ふつう、お塩といえば食べるもの。それをお風呂に入れるなんて、ちょっと不思議な気がしませんか?わたしたちの暮らしに馴染み深い塩には、じつは発汗作用があり、さらには保温効果・保湿効果・殺菌効果もあるんです。

そもそも、人間の体には塩が不可欠! 塩の成分はナトリウムなどのミネラルで、血液の量を正常に保ってくれたり、細胞の水分バランスを整えたりと、健康維持に深い関わりがあります。

塩風呂は、末梢神経を温めて発汗作用を促してくれるので、20~30分程度入浴するだけで体がぽかぽかに。まいにち続けて入れば、3日目にはお肌がヌルヌルした感じがするなど、美容ケアにも最適です。

バスソルトはダイエットにもピッタリ!

発汗作用が高まる塩風呂なので、汗をかくぶんダイエットにもピッタリ!

塩風呂は20~30分ほど入るだけで、有酸素運動60分に匹敵する汗をかくともいわれています。

汗をたっぷりかくだけでスッキリしますし、お風呂のなかだからそのまま洗い流せばOK!  塩風呂は、ふだんの生活のなかでとても身近な健康法なのかもしれません。

バスソルトの使い方&注意点

塩風呂のやり方はとっても簡単! 半身浴ができるほどのお湯に、大さじ3杯のバスソルトを入れるだけ!

ただし、塩風呂に使用する“塩”にはこわだりが必要です。

というのも、精製された塩は人工的に作られた塩化ナトリウムの塩であることが多く、「ヒマラヤ岩塩」や「死海の塩(デッドシーソルト)」などの天然塩と違い、カルシウムなどのミネラル成分が含まれていないんです。塩風呂に使用する際は、岩塩などの天然塩を入れるように気をつけましょう。

その1:お湯を張った浴槽に塩を溶かす                   まずは半身浴ができる程度のお湯を張った浴槽に、大さじ3杯の塩を投入します。温度のおすすめは36~38℃。塩がしっかり溶けたら、入浴OKです。入浴時間は10分が目安ですが、2~3分浸かるだけで毛穴がブワッと開いたような感覚に。すでに大量の汗をかいているはず。

その2:浴槽から出てシャワーを浴びる                   塩風呂に10分浸かったら、一度湯船から上がってシャワーを浴びます。このとき、同時に塩湯でマッサージするのがおすすめ。手先と足先→お腹→腕→首まわりと、心臓から遠い場所からリンパをなぞるように揉みほぐせば、だんだん体がヌルヌルしてくるでしょう。塩の保湿効果で、しっとり肌に導きます。

その3:再び塩風呂へ                           リンパをマッサージしたことで血行がさらによくなり、体の毛穴も開放! ここでもう一度塩風呂に入ると、さらに大量の汗がかけます。体中の老廃物が流されていくような心地よさに、病みつきになってしまうかも!

塩風呂に入るときの注意点                         塩風呂に入る際、塩の発汗作用に入浴の温浴効果も相まって、自分でも驚くほどの汗をかきます。脱水症状に陥らないよう、こまめに水分補給をおこないましょう。また、岩塩などの天然塩には、石などの異物が混入していることがあります。そのまま入れると浴槽が傷ついてしまう場合があるので、サシェや綿の巾着に入れて溶かすのがいいでしょう。天然塩でなく、家庭で使用するサラサラで真っ白な塩であれば、そのまま溶かしても構いません。

バスソルトで体をスッキリ癒して

気軽に手に入る塩を使うことで、たっぷりと汗がかける「塩風呂」。体も心もスッキリするので、ぜひ試してみてください。塩風呂の入浴法で、ダイエット&美容ケアにメリハリをつけて新年をお過ごしくださいませ。

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