Columnコラム

エッセンシャルオイルを使ったアロマテラピーのおさらい!症状別おすすめのアロマ シリーズ5

ストレス解消&疾病予防と癒しにオススメのアロマエッセンシャルオイル

普段の日常の生活の中にアロマテラピーを取り入れることで、病気予防やストレス解消に役立ちます。シーン別におすすめアロマを紹介します。自分の目的にあったアロマを選んで、快適な空間を作ってみましょう。

集中力を高めたいときのアロマ

ローズマリー、ベルガモット、ゼラニウム、ペパーミント、ユーカリ、レモン。

集中力があれば、勉強や作業を能率よくこなすことができるだけでなく、それ自体をもっと楽しむことができます。勉強や仕事中に頭が疲れてぼんやりしてきたら、このアロマ。高揚作用や活性作用があり、コーヒーや眠気覚ましのドリンクに頼らなくても、頭の中がスッキリしてくるそうです。

気分がシャッキとするローズマリ―の香りには、1.8シオネールという成分が含まれていて、この成分が集中力アップに効果をもたらしてくれます。

ローズマリーは血液循環を促進する働きがある精油なので、脳の血流量を増やし、集中力アップや記憶力アップに期待ができます。

その効果は、記憶のハーブの異名を持つほどで、ヨーロッパでは何世紀にも渡って、記憶力との関連性が伝えられています。

勉強など、何かを覚えないといけないときは、ローズマリーの香りを嗅ぎながらやると、しっかり記憶することが出来ますよ。

薬草の様な香りがあまり得意でない場合は、レモンなどの柑橘系とブレンドするのがおすすめです。

リラックスしたいときのアロマ

ラベンダー、カモミール、ジュニパー、ネロリ、ゆず、イランイラン、ローズウッド

鎮静作用のあるラベンダー、緊張を緩和するローズ、ハーブティとしておなじみのカモミール・ローマンや、ヒノキがオススメです。自律神経を整え、ストレスによる緊張をほぐし、気持ちを落ち着かせてくれます。仕事のストレスがとれないとき、気が張りつめて息苦しいときにはこのアロマ。鎮静作用や気分を高揚させる力があるとされています。

現代人のほとんどが、昼夜を問わず忙しさに追われ、オンとオフの境目も曖昧になりがちです。

日々の生活の中でいかに緊張を緩和させ、意識的に「リラックスできる環境」をつくり出せるかが重要になってきています。

リラックスするためには消化吸収や、排泄、血液循環、呼吸等をコントロールする「副交感神経(休息・回復の神経)」を働かせる必要があります

副交感神経は夜間などの休息時に働くため、夜のバスタイムや、就寝前に湿布やマッサージを行う際に、精油を併用してみましょう

 また、日中、外出先で緊張をほぐしたい時には、即席の芳香浴がおススメです

マグカップに熱いお湯を入れて精油を落とし、胸元のあたりに持って深呼吸してみましょう!

疲れが取れないときのアロマ

スイートマージョラム、ローズマリー、ジンジャー、ジュニパー、マージョラム、ラベンダー、カモミール

精油の香りは鼻の奥の「嗅神経」を経由し「脳」へ伝わり、情緒的行動や喜怒哀楽などの気分や感情をコントロールする「大脳辺縁系」へダイレクトに作用します。「訳もなく不安でいっぱいになったりイライラする」「眠れない」というような、理性でコントロール不可能な人間の複雑な感情を持て余している時などは、自然の穏やかで心地よい香りを嗅ぐことで、気持ちが落ち着いたり、安眠効果を得ることができます。

エッセンシャルオイル(精油)の芳香により、脳が深い部分からリラックスでき、自律神経やホルモンバランスを整えてくれる作用が働きます。このように自律神経などの免疫機能が向上するということは、病気になりにくい健康な心と体作りにつながっていくので、ストレスの多い現代社会では特に知っておきたい健康療法と言えます。また、エッセンシャルオイル(精油)は医薬品と違い作用がとても穏やかなので、体への負担も少なく小さなお子様からお年寄りまで安心して幅広く使用できることも特徴的です。

風邪をひきたくないときのアロマ

ユーカリ、ティトリー、ペパーミント、ジュニパー、サイプレス、ラベンダー、カモミール

植物から抽出した香りの成分には、さまざまなパワーが秘められています。特にアロマが得意とする分野が、抗菌・抗ウィルスです。冬を迎え、本格的な風邪のシーズンになりました。風邪かなと思ったら、アロマを上手に活用して風邪の症状を和らげてみませんか。殺菌力があり、免疫を高める効果が期待されるアロマです。インフルエンザや風邪予防対策として、アロマポットやアロマスティック、ディフュ―ザーを使ってお部屋全体に香りを漂わせる使い方が人気です。

アロマというと日本では“香りで癒す”、というイメージが強いですが、フランスではアロマテラピーは医師による医療行為として位置づけられいて、医師の処方により薬剤師が精油を調合します。特に風邪のときには、精油の抗菌・抗ウィルスの効能が重視されています。

日本では風邪で鼻づまりやくしゃみがつらいとき、市販のヴィックス・ヴェポラッブ(大正製薬)がよく使われます。1日3回、胸や背中、のどに塗るものですが、この塗り薬には天然のユーカリの精油が配合されています。

一口にアロマといっても芳香浴だけでなく、さまざまな使い方があります。風邪のときに使われる代表的な精油は、ヴェポラッブに使われている「ユーカリ」があげられますが、さらに、「ティートリー」と「ペパーミント」も有効です。このどれもが抗菌・抗ウィルス効果の高い精油です。風邪をひいたときは、これら基本の3種類を上手に利用して、風邪のつらい症状を和らげましょう。

女らしさをアップしたいときのアロマ

ローズオットー、ゼラニウム、クラリセージ、サイプレス、ジャーマンカモミール

ストレスや不安、イライラなどの症状は、女性ホルモンの分泌を抑制してしまいます。

そんな時、好きな香りに包まれると心が落ち着き、リフレッシュできるものです。

これらのネガティブな気持ちを緩和してくれるアロマは、女性ホルモンの働きを助けてくれるのです。アロマテラピーには、女性ホルモンを増やし、女性特有の症状を和らげてくれる効果もあります。生理不順、不妊、更年期障害などに効果があるアロマもあります。

アロマバスやアロマランプなど、好きな方法で手軽に生活にアロマを取り入れ、女性としての魅力をアップさせたいですね!

また、女性に人気のアロマテラピー。アロマテラピーの中には女性ホルモンや性欲を刺激し、魅力をアップさせる精油があるとご存じでしょうか?今回はその中でも恋愛に効く精油を紹介します。どれも女性的な魅力を高め、異性に自分をアピールするのに役立つ精油です。香水代わりにも使いやすい香りなので、覚えておいて損はありませんよ。またホルモン分泌を促し、子宮まわりの血行をよくして女性らしさを高めるとされるアロマです。美肌効果はもちろん月経痛予防、更年期にもお試しください。

初の1本に「万能の香り」ラベンダー

香り選びに迷ったら、用途が広い「万能の香り」といわれるラベンダーがおすすめです。毒性がないので、希釈しないで直接肌についても大丈夫とされています。ただ使用時には少しずつ使用し、問題がないかチェックしてください。

不眠症の改善が期待できることで有名な香りですが、ほかにも神経のバランスを保つ作用、鎮静作用、抗菌作用、抗炎症作用、消臭作用が期待でき、心と体の不調改善や、病気予防、生活の衛生維持にも。価格もエッセンシャルオイルの中では手に取りやすい方なので、アロマデビューの最初の1本にぴったりです。

アロマってすごいと思いませんか? 

大地の恵みがたっぷりなエッセンシャルオイルで若々しく綺麗に過ごしましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。