Columnコラム

スキンケア 冬のカサカサ肌をアロマの力でリラックスしながら乾燥肌対策できるの?

アラサー世代になると、若かった頃と比べて、肌が乾燥しやすくなりますよね。

特に冬は空気が乾燥していますし、暖房やエアコンをつけるとさらに乾燥してしまいます。

顔や唇、指先など、お肌のカサカサに、ついつい、ため息が…。

そんなときも、アロマテラピーがお役に立ちます!

今回は、保湿効果が高い、冬のスキンケアにぴったりのアロマをご紹介します。

肌の保湿に、エッセンシャルオイルをおすすめします

「アロマセラピーってリラックスのために使うのでは?」と思われる方も多いかもしれません。

アロマオイルには、高い保湿効果があるもの、皮膚にハリを与える効果があるものなど、

乾燥肌にうれしい効果を持つものなど、様々なタイプがあります。

自分の肌状況に合わせたアロマオイルをマッサージオイルやクリームなどに使い、

直接肌から浸透させることで、有効成分が皮膚に働きかけ、お肌の調子を整えてくれますよ。

リラックス効果と香りだけじゃない、精油は保湿作用で美容の世界でも大注目

精油には芳香物質を鼻から体内に吸い込み心身に作用するだけでなく、精油成分を皮膚の表面から吸収する「経皮作用」があります。

肌に希釈した精油をつける、精油をお湯に溶かして沐浴したりすることで、アロマの香りでリラックスしながら肌の調子を整え、乾燥といった肌トラブルを改善することができます。

経皮作用のある精油で有名なのは、ゼラニウムです。フローラル系の精油ですが、皮脂分泌調整作用があることが特徴で、アロマテラピーの世界では、皮脂の過剰分泌にお悩みの方に用いられます。またハーブから抽出した精油、キャロットシードは皮膚の細胞を活性化する作用があります。乾燥や肌荒れといった肌トラブルにお悩みの方の肌の再生に利用されています。

このように精油の特徴をしっかりと見分けて自分の好きなアロマを上手に活用することで、アロマは乾燥肌の改善や予防に大きく貢献してくれるのです。

保湿効果の高いアロマ6つ

ローズウッド

ローズに似た甘さの中に、ウッディ調の香りがします。皮脂のバランスを整える作用、細胞を活性化する作用があり、アンチエイジングも期待できます。

パルマローザ

ローズのようなフローラル系の中に、爽やかさを感じる香り。

肌のハリや潤いを回復させる効果があり、スキンケアによく使用されています。

※妊娠中の方は使用を避けてください。

イランイラン 

現代のストレス社会の中、リラックスしたいのに心からできない時、喜怒哀楽の感情を内に秘めてしまいがちな時に、心を落ち着かせリラックスするとともに、精神を高揚させ、楽しさや喜びの感情をもたらします。自信を取り戻すことを促してくれるので、イライラや落ち着きのなさが和らぎます。女性的なエネルギーを高めてくれる性質もあります。

ゼラニウム

肌へのさまざまな効果を活かしてスキンケアに効果あり、ホルモンバランスの乱れにより体液の停滞や冷えを感じるとき。肌の潤いや張りをアップしたいとき。忙しくて自分のケアを怠っているとき。女性らしさをアップさせたいとき。

ホルモンバランスを整える事で、肌の内側から潤いが増す。しわやしみ、たるみといった肌トラブルに作用。また香りを嗅ぐだけでも優雅でさやしい気落ちに。視床下部や副腎に働きかけるため、ホルモン分泌や自律神経の乱れを整えてくれます。

フランキンセンス

ほのかにレモンを感じる気品漂う香り。

細胞を活性化して肌にハリを与え、シワやたるみを改善する効果があると言われています。

「若返りの精油」とも呼ばれているんですよ。

ラベンダー

さわやかなフローラル系の香り。

皮膚細胞を活性化する作用に優れています。

さまざまなトラブルに使える応用範囲の広いオイルです。

アロマトリートメント

お風呂でお肌にたっぷり水分を含ませたら、その水分が蒸発しないうちにマッサージをしてオイル・バリアーを作ると共に新陳代謝を活性させ、栄養をあたえてあげて下さい。

マッサージ・オイルは精油を、植物性のベースオイル10ml(さかずき一杯位)に、精油を2~3滴落として混ぜ合わせます。

フェイシャルスチームや沐浴も乾燥肌に効果的です

アロママッサージのほかには、フェイシャルスチームや沐浴も簡単にできておすすめです。

フェイシャルスチームとは、精油を溶かした蒸気を顔にあてる方法です。直接肌に湿布するわけではありませんが、蒸気の力を借りて、血行促進や肌の保湿効果を高めます。

方法はいたって簡単です。洗面器などの器に蒸気が出るくらいの熱いお湯を張ります。

そこに、精油を2~3滴加えます。お湯が冷めないうちにすばやく蒸気に顔を当てます。

その際、蒸気が周囲に広がって逃げないように、バスタオルを頭にかぶってください。目を閉じ、ゆっくりした呼吸で蒸気を皮膚だけでなく鼻からも体内に取り込みます。

沐浴は、さらに簡単に精油を活用できます。お風呂や洗面器に精油をたらして、手湯・足湯・半身浴・全身浴を楽しみます。精油量の目安は、全身浴で1~5滴、そのほかは1~3滴ほどです。

フェイシャルスチームや沐浴は顔や体を温めるため、全身の血の巡りがよくなります。女性に多い冷え性の人は積極的に取り入れてみたいアロマの活用方法です。

アロマオイルは、花、草木、樹皮などから抽出した芳香成分のあるエッセンスです。アロマの有効性が広く知られるようになり、心身の健康だけでなく、医療や介護などの分野でもアロマが注目を集めています。

もちろん、乾燥肌対策といった美容の世界でもアロマの存在感は大きくなっています。乾燥肌といった肌トラブルの改善や予防に、アロマを取り入れてみてはいかがでしょうか。

アロマってすごいと思いませんか? 

大地の恵みがたっぷりなエッセンシャルオイルで若々しく綺麗に過ごしましょう!

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