Columnコラム

手作りバスソルトで免疫力アップ&ビューティチャージ テレワークのストレスケアにはお風呂がオススメ!

ストレスを受けやすい季節の変わり目や、忙しい日々にこそオススメなのが、お風呂にゆっくりつかること! 入浴には、体を温めて血流をよくしたり、体内の老廃物・筋肉の緊張を取り除く作用が期待できますが、実はもう一つ、大事な作用があるのです。

それは、“自律神経のバランスを整える”作用です。

心身の健康を維持する上で重要な役割をしているのが「自律神経」。自律神経には、日中活発に過ごす時に働いている「交感神経」と、夜リラックスするときに優位になる「副交感神経」があり、この2つがうまくバランスを取ることで、心身の健康を維持しています。ですが、ストレスがたまっていたり、忙しかったりすると、夜になっても交感神経が優位になった状態が続き、リラックスしているはずなのに神経は休めていない、ということになってしまうのです。交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうと、冷えや肩こり、頭痛、胃腸の不調などを引き起こすともいわれています。

そうならないために、日々のストレスケアとして活用したいのがバスタイムなのです。しっかり湯船に浸かって体を温めることで、交感神経から副交感神経にスイッチが切り替わります。お風呂でリラックスできる時間をつくってみてくださいね。

寒さ厳しい季節になってきました。バスタイムも、じっくり湯舟につかって温まりたいところです。今回は冷え対策からデトックスまで、美容と健康に効果的な「バスソルト」に注目。

湯船に何かを入れないと落ち着かない、という私にとって、バスソルトは毎日のお風呂に欠かせないアイテム。以前はドラッグストアにある市販のものを使っていたのですが、匂いが強く均一で繊細さに欠けるのと(様々な種類はありますが)、合成着色料がっつりなのが少々気になっていました。

とはいえ、よりオーガニックなものとなると毎日続けるには価格が気になる、という。

そこで手作りです。本当にカンタンに作れるんですよ。普段特にバスアイテムを使っていない人も、市販のものを使用している人もぜひチェックしてみてください。

バスソルトにぴったりの天然塩はコレ

バスソルトの基本の作り方は塩とアロマオイルを混ぜるだけ、なのですが大事なのはベースとなる塩のチョイス。

バスソルトに使う塩は食塩ではなく、精製されていない岩塩や天然塩を使います。

バスソルト用におススメなのは以下。(※食塩はバスソルトに使用できませんが、天然塩は食用に使用できます。)

ヒマラヤ岩塩……塩の化石とも呼ばれるヒマラヤ山脈から採れる塩です。ピンクソルトが有名ですね。鉄分、マグネシウム、カリウム、カルシウムなど豊富なミネラル成分を含み、デトックス作用や美肌効果などに効果的。

デッドシーソルト……文字通り、死海の塩です。イスラエルとヨルダンの境にある死海は普通の海水の約20~30倍ものミネラルを含むといわれ、成分に肌の保湿効果や、バリア機能を回復させる効果など、美容効果がたっぷり。肌トラブルが気になる方におススメ。

どちらも粒状、粉状のものがありますがどちらを使ってもOKです。天然成分のため、お風呂でゆったりつかった後にその効果を実感するかもしれません。市販の(化学成分の多い)バスアイテムより体がホカホカする感じ、が長持ちすると思います。

この塩に、さらに気分を落ち着け、リラックスさせてくれるアロマのエッセンシャルオイルを混ぜてバスソルトを作ります。

精油を使えばリラックス作用がさらにアップ!

そんなバスタイムに、精油を使ってみませんか?

植物由来100%でできている精油(エッセンシャルオイル)には、自律神経のバランスを整える作用があるものや、高ぶった神経を穏やかにし、眠りにつきやすくする作用を持っているものが多くありますので、リラックスしたい夜にはぴったりです。

このように、精油を使って心身のケアをする手法は「芳香療法(アロマテラピー)」と呼ばれ、これもガーデンセラピーの一つです。庭で植物に触れることだけではなく、植物の恵みを生活の中に取り入れて生かすことも、ガーデンセラピーにつながります。

アロマは気分で選んで◎

ざっくり作り方です。

<用意するもの>
・天然塩(1回分を約40~60g程度で)

・エッセンシャルオイル(不純物が混ざっていないピュアなもの)

・保存用の密閉容器

<作り方>
・保存用の密閉容器に塩を入れ、エッセンシャルオイルを入れ、蓋をしてシャカシャカ振って混ぜるだけ。

<量の目安、留意点>
塩100gに対して、エッセンシャルオイルは約10滴ぐらいが良いようです。

ちなみに一回分のバスソルトは50~60gが一般的(お湯約200ℓに対して)。

量は多少前後しても問題はないと思いますが、エッセンシャルオイルはとても強いので小さいお子様がいらっしゃる場合は、大人の10分の1ぐらいにしてください。大人が10滴なら1滴です。

アロマはもちろん香りによって様々な効果があるのですが、私は効果効能で選ぶより気分で選ぶ、でいいと思っています。

ラベンダーは個人的に大好きな香りで、リラックス効果抜群なのでラベンダーをベースに他のものを少し混ぜることが多いです。たくさん混ぜているとだんだん良い匂いなのか分からなくなってくるので笑、混ぜても2種類ぐらいシンプルにしています。

だいたい1週間分をまとめて作ります。

瓶に入れてもいいし、ジップロックに入れてもOK。袋や瓶にマステを貼って、日付と香りをメモ。

いかがでしたか。

バスソルトはバスタイムを楽しく豊かにしてくれるアイテムです。

冷え対策だけではなく、様々な美肌効果が期待できるお風呂は絶好のビューティチャージタイム。よかったら試してみてくださいね。

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