Columnコラム

メディテーション(瞑想)・アロマセラピーのすすめ 忙しい日々に。日常から切り離された「自分のための」時間を。

メディテーション(瞑想)ってどういうものなの?

深いリラックスを得ることができ心を落ち着かせるもの

「メディテーション(瞑想)」というと、宗教がかったものをイメージしたり、特別な人が修行のためにするものだというイメージがもたれているかもしれません。決してそれは特別なものではなく、誰でも簡単に日常生活の中に取り入れることができるものです。少し前までは海外の有名アーティストがメディテーションを生活の仲に取り入れていたりしていましたが、最近はIT関連企業・クリエイティブな人達の間や女性の場合は詳しいかもしれませんが、ヨガののプログラムにに取り入れられていることもあります。その方法は、一度慣れてしまえばすごく簡単なものです。簡単な方法であるにもかかわらず、「メディテーション(瞑想)」はすごく深いリラックスを得ることができるのです。現代人は、常にストレスにさらされていて、自分が意識していなくても常に頭の中が忙しく働いて、興奮状態にあるといってもよいのです。そんな時に、「メディテーション(瞑想)」を取り入れると、頭の中が静かにクリアになって気持ちもすごく落ち着いていることを体感することができます。

香りのある環境を作ることで冥想を助ける

アロマテラピーは「香り」を使って心と体を癒す方法。香りは脳へダイレクトに届きます。瞑想も一種の脳の働きによるものでしょうが、初心者には雑念を払って『無』になるのは非常に難しいことです。気が散って、色々なことが頭をめぐります。

そこで香りを使うことで意識を集中するサポートになるのです。香りを使うとリラックスし余分な力も抜けます。ただ香りと自分の呼吸に意識を集中する。それによっていつもフル回転している頭を休めることができます。リフレッシュしてよく眠れ、新しい発想も生まれるかもしれません。このような香りを使う冥想をメディテーション・アロマセラピーと言うそうです。

メディテーション・アロマセラピーに使いたいエッセンシャルオイルの香り

サンダルウッド、フランキンセンス(乳香)、パチュリ、ジュニパーベリーなど

これらは「心を無にする」のをサポートする香りとして古くから宗教儀式でも使われてきた聖なる香り。場を浄化してくれます。白檀(ビャクダン)として知られるサンダルウッドはお香としてもよく知られていますね。寺院のあのなんともいえない落着く雰囲気はサンダルウッドの力もあるでしょう。

サンダルウッド

サンダルウッドはインドでは数千年に渡り瞑想に使用されてきました。瞑想の妨げになる、雑念を取り払ってくれると言われています。より深い瞑想状態に導きます。

シダーウッド

ジュニパーを同じく、浄化作用が強い香りです。チベットやネパールで特に使われてきました。お部屋の浄化にジュニパーと混ぜて使用することもできます。

ジュニパー

ジュニパーは浄化力が高い香りです。体に対しては解毒作用が強い香りです。古くから、エジプト・チベット・バビロニアなどなど様々な文明で儀式用に使われてきました。部屋や建物のいやなエネルギーを浄化したり、自分の過去の不浄のエネルギーを浄化したりすることにも使えます。瞑想前の部屋の浄化にも最適です。

ネロリ

ネロリは純潔と関連しています。そのため、世俗的なことにとらわれてしまったときに、心を鎮静させ、ハイヤーセルフとつながりを持たせてくれます。瞑想の部屋の浄化にも最適です。また、特に音楽や文筆に関わる創造性を高めてくれると言われています。

フランキンセンス

古くから最も多く瞑想に使われてきた香りの一つです。呼吸を深く、ゆっくりにさせてくれ、瞑想状態に入ることを助けます。フランキンセンスは、特に「洗い流す」作用があります。そのため、自分の成長を妨げるような過去のトラウマやこだわりを解き放ちます。

ラベンダー

ラベンダーは、ベチバーのようにすべてのチャクラに働きかけ、バランスを保たせてくれます。鎮静させ、リラックスさせる効果があるので、より深い瞑想状態へ導くのを助けます。

ローズマリー

ローズマリーは刺激作用があるので、朝の瞑想に使うといい香りです。部屋の浄化にも最適です。中世ヨーロッパでは、植物や場所から悪霊を追い払うときにローズマリーを使用しました。頭をクリアにし、明確な考えと洞察力を与えます。透視能力を高めるとも言われています。

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メディテーションアロマセラピーの効果

ストレスを軽減でき深いリラックスを得られる

一番の効果と言えるのは、短時間でも深くリラックス効果を得ることができることです。メディテーションに慣れてくると、終わった時に体が軽くなったことや、頭がすっきりしていることが実感できるようになると思います。リラックスといえば、マッサージなどがありますが、メディテーションは体だけでなく、気持ちが深くリラックスできる点が他の方法とは違う点です。

集中力が高まり直感力がアップする

これは、腹式呼吸によりゆっくりした呼吸をすることに意識を向けることで、脳への酸素供給量が増え同時に血流もアップすることによる効果ではないかと考えられます。実際の実験結果では、メディテーション後に、パソコンのタイピングの実験をしたところ、メディテーションをした人としていない人では、ミスタッチやスピード、仕上がりの正確さに大きな差が出たという結果もあります。また、自我が気づかなくても「こうした方がよい!」という直観力、決断力がアップするという人が多いようです。

感情のコントロールが徐々にできるようになる

日常生活にメディテーションを取り入れるようになると、普段の生活の中でも腹式呼吸の深い呼吸をするようになっていることが多いです。そのため、これまで、ちょっとしたことでイライラすることが多かった人やキレやすかった人などが、だんだん自分の感情とうまくつきあえるようになってきます。それも無意識のレベルで、感情のコントロールができるようになっているのです。またそのため、ちょっとしたことで落ち込んだり、ネガティブな考え方に囚われることも少なくなるようです。

物事に執着しなくなる

これまで自分の中の枠組みを作って、「こうでなければならない」というルールを作っていた人であるとか、「彼氏のこんなところが気にいらない」と思っていたような人が、メディテーションを生活の中に取り入れることで物事を受け入れられる器が大きくなってきます。そのため、常に「ねばならない」という考え方しかしていなかった人が、「そういう考え方もあるかもしれない」「そんな風に思う人もいる」といったようにこれまで許せないと思っていたことに「執着」しなくなるといったことがあります。

メディテーション・アロマテラピーの方法

好きな香りをたっぷりと感じたいときにもオススメです。

1)楽な姿勢をとります。椅子に坐っても横になってもOK。締め付けるような苦しい服装ではなくリラックスできる服装が良いでしょう。

2)上記のオイルの中から使いたいものをひとつ選びます。香りを広げるためには専門の芳香器(アロマライトなど。キャンドルタイプは火の心配があるのでここではオススメしません)を使う、または、熱湯を入れた陶器などにエッセンシャルオイルを落とします。

3)目を閉じます。鼻から息を吸います。できるだけ細く、長く・・・

4)そしてできるだけ細く、長く息を吐きます・・・

その間、ずっと香りに意識を集中してみてください。体の中にその香りが入ってきにくい、と感じたら香りを変えます。音楽などは基本的にかけなくていいのですが、慣れないうちは小さな音量でヒーリング音楽などをかけても良いかもしれません。

たったこれだけ。人によってはこれが難しいことがあります!目を開けたい、頭の中にある雑念が消えない、という場合も多いものです。本格的な瞑想は先生に誘導してもらって実践することもありますが、今回は簡単にリラックスできる方法をご紹介しました。

香りを使うこの方法はヨガをするときにもいいでしょう。自宅で実践するときなどはアロマの力を一緒に取り入れて実践してみてはいかがでしょうか

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