「寝ている間に免疫アップ!?」するには?
インフルエンザや風邪の予防におすすめの精油(エッセンシャルオイル)
【ティートリー】
シャープで清涼感のある香りで、人によっては薬品のような香りと感じるかもしれません。ティートリーの葉から抽出された精油は「天然の抗生物質」とも言われ、まだ医療や薬が今ほど発達していない時代から重宝されていた精油です。
強い殺菌・抗菌作用と抗感染作用のあるテルピネン-4-オールを多く含み、インフルエンザや風邪の予防としてもおすすめの香りです。抗生物質のように菌やウイルスに対する耐性ができない点も注目されています。
インフルエンザや風邪の対策のアロマ活用法
【芳香浴】
レモン精油と同じくリビングや玄関先などでお使い頂くのはもちろんですが、特にティートリー精油でおすすめしたいのが寝室での芳香浴。人間は寝ている間に免疫力を回復させると言われていますので、ティートリー精油を1~2滴垂らしたティッシュペーパーやコットンを枕カバーの中に忍ばせておくのもおすすめです。
また、秋冬シーズンに活躍する加湿器に芳香浴の機能がついている場合は、各製品の取扱説明書に記載の使用方法に従ってお役立てください。
「鼻がグズグズ気になる時に」おすすめ
鼻がグズグズ気になる時におすすめの精油(エッセンシャルオイル)
【ユーカリラジアタ】
ユーカリの葉から抽出された精油はとても多くの種類がありますが、その中でも一番汎用性が高いのはユーカリラジアタ精油。鼻に抜けるツンとした清涼感の中にほんのり甘味を感じる香りです。
呼吸器系の強壮作用と去痰作用のある1,8-シネオールを多く含み、サラサラした鼻水が止まらない時や粘性のある鼻水が詰まってしまった時など、主に上気道の不調が気になる時におすすめです。
鼻がグズグズ気になる時のアロマ活用法
【吸入法】
精油の香りを鼻や口から吸い込むことで、呼吸器系の不調の緩和に役立てる方法です。
学校や仕事場、また通勤電車などで鼻がグズグズして気になる時、ティッシュペーパーやハンカチにユーカリラジアタ精油を1~2滴垂らして精油の香りを吸い込んでみてください。また、マスクの隅にユーカリラジアタ精油1滴垂らしておくのもおすすめ。
「風邪症状による咳が気になる時に」おすすめ
風邪症状による咳が気になる時におすすめの精油(エッセンシャルオイル)
【ユーカリグロブルス】
鼻詰まりなど上気道の不調に対し、咳が止まらず気管支に負担を感じたり痰が絡んで咳き込んでしまうなど、主に下気道の不調が気になる時におすすめです。
呼吸器系の強壮作用と抗気管支作用、抗菌・抗ウイルス作用のある1,8-シネオールの含有率は、ユーカリラジアタよりも高くなっています。
風邪症状による咳が気になる時のアロマ活用法
【オイルトリートメント】
ホホバやスイートアーモンドなど天然の植物オイルに精油を希釈して皮膚に塗布する方法です。
植物オイル10mLに対してユーカリグロブルス精油を1滴加え、背中やデコルテなどに優しく馴染ませてください。お風呂上がりや就寝前にオイルトリートメントしておくと心地よくなりスムーズな入眠の助けになってくれることでしょう。
アロマの中には、風邪を予防したり、インフルエンザを予防してくれる精油もあります。
抗菌作用も高く、発汗や解熱作用があり風邪の予防や、初期症状に有効です。
☆オススメアロマ☆
■ティーツリー
ティーツリーは、オーストラリアが原産の精油です。
先住民のアボリジニの時代から、葉がケガや皮膚の治療薬として使われ、現代では家庭の薬箱に精油が常備され、医療現場でも使われているほど、とても優れた効果がある植物なのです。
抗ウイルス作用、殺菌力№1。鼻水、鼻づまり、のどの腫れ免疫力を高めて菌を追い払います。
■ラベンダー
リラックスと言えばラベンダーというイメージが強い精油ですが、風邪予防にも役立ってくれます。ストレスが溜まると、免疫力が下がると言われているので、リラックス効果のあるラベンダーは期待が出来そうですよね。
それだけではなくラベンダーには、ウィルスや菌に感染するのを抑える作用があるんです。免疫力を高める働きもあるので、風邪に負けないからだを作るにはもってこいですね。
■ペパーミント
ペパーミントと言えば、ガムや歯磨き粉などでよく使われるスーッとした香りのイメージがありますよね。あのスーッとする香りにも、殺菌作用や感染を抑える作用があり、風邪予防に効果が期待できます。
すっきりとした清涼感のあるペパーミントは殺菌作用が強い香りです。
呼吸器系や鼻づまり、頭痛にも効果的。
メントールの香りを嗅ぐと、鼻づまりが楽になる効果もあるので、予防だけでなく辛い症状にも役立ちますよ。
■レモン
菌やウィルスの繁殖を抑えるレモン
爽やかな香りがおなじみのレモンにも、菌やウィルスの増殖を抑えて感染しにくくする作用や、殺菌消毒作用があり風邪予防におすすめの精油です。
柑橘系の香りは、比較的どの精油とも相性がいいので、苦手な香りの精油があればレモンとブレンドすると、使いやすくなり相乗効果も得ることが出来ますよ。
レモンの精油は、使ってはいけない人の決まりがなく妊娠中でも使用することが出来るので、気分をリフレッシュしながら風邪予防が出来るのも嬉しいですね。
香りを嗅いだり、空気中に散布する使い方であれば問題ありませんが、光毒性があり皮膚に塗った後に太陽に浴びると、皮膚トラブルが起きることがあるので注意してくださいね。
☆オススメご利用方法☆
・こめかみや首筋、後頭部などに、直接ラベンダーを少量擦り込みます。
・お湯を張ったカップに少量の精油を垂らせば空気を浄化する効果が期待でき、
風邪の感染予防から回復まで役立ちます。
いかがでしたでしょうか?
是非アロマを日常に取り入れて、家族みんなで体調崩さず、これから寒くなる時期を乗り切りましょう!
アロマってすごいと思いませんか?
大地の恵みがたっぷりなエッセンシャルオイルで風邪の症状を緩和しましょう!