アロマテラピーという言葉は、フランス人化学者のルネ・モーリス・ガットフォゼが1937年に
「Aromatherapie」を著したことにより、この言葉が生まれました。彼は化学実験中に事故で火傷を負ったのですが、その治療にラベンダー精油を使用してすぐに治したというエピソードがあります。香りある自然の植物には、傷をも直すような作用もあるというわけなんです。
春夏秋冬、森の香りや花の香りは私たちをいい気分にさせてくれます。私はトレッキングで新緑のブナの森を歩くのが大好きです。新緑のブナの綺麗な薄緑色と匂いはこの世の中で一番私にとって大好きで大好きでずっとその場にいたい気分にさせてくれます。五感を新芽のブナの木の匂いで鎮静させて、薄日をさした綺麗な薄みどり色と初夏の真っ青な空が気持ちを高揚させてくれます。
ボタニカルラボでは、このような植物の香りの魅力と私達のトレッキングでの体験を少しでも多くの方に紹介させていただきたいと思います。